2017/09/03

蝉の抜け殻

蝉の抜け殻
近くの公園に久しぶりに行きました。
ここは池があり、桜の木があり、春はお祭り、夏は打ち上げ花火など、色々なイベントもあるのですが、私は何もない季節の静かな公園が好きです。
散策していると、妻が私たちの背よりも高い木の枝の先に蝉の抜け殻を見つけました。
ここまで登った強い生命力に頭が下がります。
午後の陽射しに葉っぱと抜け殻が透けて、夏の終わりを感じました。

夏の終わりは花もなく、被写体は何もないわけではありません。
写真を趣味にすると、きれいなもの、素晴らしいもの、絶景、珍しいものを撮るのは、それはそれで楽しいのですが、さらに他の人が気づかない(気づきにくい)ものにカメラを向け、レンズを選択し、光を計算する、そういう工夫が楽しくなってきます。
だからこそ趣味になるのであって、風光明媚なものを撮るのはただの記念写真という感覚になっていきます。

ところで以前ここの池は夏には多くのハスの花を見ることが出きましたが、なぜか根こそぎ処分されてしまい、今年は全くハスがなく、だから夏の間一度もここには来ませんでした。
おそらくハスが繁茂しすぎることで池の水が滞留して、水質の低下を招いていると誰か偉い人が言ったのでしょう。
行政のやることにありがちな、一側面しか見ることができない(または偏った意見に耳を傾けがちな)ことがよく表れている出来事です。
しかし、ハスは水をきれいにする植物です、なくしてしまったら水質は低下します。
その証拠に、この日はアオコが池の表面を覆っていました。
池の水が滞留し、富栄養化して、その栄養を利用する植物がないのですから、アオコが大発生です。
ハスが繁茂してどこがいけないのかしら?
この街の、夏の数少ない見所がなくなって本当に残念です。

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